AMDの次世代Zen 5およびZen 6コア構成に関する最新情報が明らかにされました。Zen 6は、CCD(Core Complex Die)あたり最大32コアを搭載する3つの構成(8コア、16コア、32コア)を提供します。Zen 5Cは単一のCCX(Core Complex)に16コアを収めます。
次世代のZen 5およびZen 5Cは、より小型のコア設計を採用し、Zen 4より多くのCCDを搭載可能です。Zen 5は最大16個のCCD、Zen 5Cは最大12個のCCDを搭載し、それぞれ最大128コアと192コアを実現します。
Zen 6アーキテクチャは特にThreadripperおよびEPYCファミリー向けに、マルチスレッド性能を強化しますが、一般的なPCユーザー向けには最適化されたゲームやアプリケーションが少ないため、3D Vキャッシュオプションがより実用的となる場合があります。
AMDのロードマップには、Zen 6(Morpheus)およびZen 5(Nirvana、Prometheus)が含まれ、3nm/2nmプロセスノードを使用する予定です。これにより、ハイエンドデスクトップやメインストリームデスクトップ、ノートブックAPUなど、多様な市場向けに高性能なCPUを提供します。
Zen 6
- 最大32コア搭載のCCDを複数搭載
- 8コア、16コア、32コアの3種類の構成
- ThreadripperやEPYC向けの高性能CPUに搭載予定
Zen 5C
- 1つのCCXに16コア搭載
- 最大192コア
- Zen 6よりも低消費電力
- メインストリーム向けCPUやサーバー向けCPUに搭載予定
その他
- Zen 5とZen 5Cは、Zen 4よりも小型の設計
- 2024年第3四半期発売予定
詳細情報
- リーク情報によると、Zen 6は最大32コアのCCDを搭載する予定です。これは、現行のZen 4の最大コア数である128コアから2倍以上となります。
- Zen 6は、8コア、16コア、32コアの3種類の構成で発売される予定です。
- Zen 6は、ThreadripperやEPYCなどの高性能CPUに搭載される予定です。
- Zen 5Cは、1つのCCXに16コアを搭載する予定です。これは、Zen 4の最大コア数である8コアから2倍となります。
- Zen 5Cは、Zen 6よりも低消費電力設計となっています。
- Zen 5Cは、メインストリーム向けCPUやサーバー向けCPUに搭載される予定です。
- Zen 5とZen 5Cは、Zen 4よりも小型の設計を採用しているため、より多くのコアを搭載することが可能になります。
- Zen 5とZen 5Cは、2024年第3四半期に発売される予定です。
注記
現時点の情報はリーク情報に基づいており、実際の製品とは異なる可能性があります。
ソース:
https://wccftech.com/amd-zen-6-three-ccd-configurations-8-16-32-cores-zen-5c-16-cores-single-ccx/