Intelの次世代デスクトップ向けCPUとなる「Arrow Lake」シリーズのフラッグシップ、「Core Ultra 9 285K」のエンジニアリングサンプル (ES) が発見されました。このCPUは、24コア24スレッド、最大5.7GHzのクロック速度、76MBの大容量キャッシュを搭載し、現行フラッグシップであるCore i9-14900Kを凌駕する性能が期待されています。
詳細
- コア/スレッド: 24コア / 24スレッド (ハイパースレッディング非対応)
- ベースクロック: 未定
- ブーストクロック: 最大5.7GHz (ES版)
- キャッシュ: L3 36MB、L2 40MB、L1 2.4MB (合計76MB)
- 製造プロセス: TSMC N3B または Intel 20A (推測)
- TDP: 125W
- ソケット: LGA 1851
- マザーボード: Z890
- 発売時期: 2024年10月予定
性能
初期情報によると、ES版のCore Ultra 9 285Kは最大5.5GHzで動作していましたが、その後QS版では5.7GHzまで向上していることが確認されています。このクロック速度は、現行Core i9-14900KやCore i9-13900Kをわずかに下回っていますが、新しいアーキテクチャと製造プロセスによる性能向上により、十分な競争力を持つことが期待されます。
その他
Core Ultra 9 285K以外にも、Core Ultra 7 265KとCore Ultra 5 245Kの2つのSKUが発売される予定です。これらのCPUは、コア数やスレッド数、クロック速度などが異なり、それぞれ異なるニーズを持つユーザーに最適化されています。
注意事項
現時点の情報はあくまでも初期的なものであり、実際の性能や仕様は異なる場合があります。最新の情報については、Intelの公式発表をご確認ください。
ソース
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