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Intel Core Ultra 7 255HX「Arrow Lake-HX」がGeekbenchに登場!NVIDIA RTX 50シリーズノートPC GPUとの組み合わせも明らかに

Intelの次世代モバイル向けハイエンドCPU、Core Ultra 7 255HXがGeekbenchのAIテストでベンチマークされ、その詳細なスペックが明らかになりました。さらに、このCPUがNVIDIAの次世代RTX 50シリーズノートPC GPUと組み合わされている可能性も示唆されています。

Core Ultra 7 255HXとRTX 50ノートPC GPUを搭載したClevo X580ノートPCが登場

Intelは、デスクトップ向けと同様に、高性能なArrow Lake CPUをモバイルプラットフォームにも投入しようとしており、Core Ultra 200HXシリーズには複数のSKUが用意される予定です。先日、GeekbenchでIntel Core Ultra 9 275HXが確認されましたが、今回はCore Ultra 7 255HXの情報が明らかになりました。

ベンチマーク結果から見えてくる情報

今回のリークでは、255HX自体の性能は明確には示されていません。しかし、代わりにGPUのベンチマーク結果が示されています。これは、単なるGPUではなく、NVIDIAがデスクトップ向けBlackwellゲーミングGPUラインナップと同時に発表する予定の、次世代RTX 50シリーズノートPC GPUの一つであるため、非常に重要な情報です。

今回ベンチマークに使用されたのは、ONNX Clevo X580というラップトップです。Geekbench AIテストでは、単精度および半精度テストで「名前のない」NVIDIA RTX 50ラップトップGPUのパフォーマンスが示されました。結果は特筆するほどではありませんが、これらのテストはグラフィックカードのゲーム性能とはほとんど関係がないことを理解する必要があります。

単精度スコアが最大6500ポイント、半精度スコアが最大15760ポイントであることから、RTX 5050のようなエントリーレベルのGPUである可能性も考えられますが、これはあくまで推測に過ぎません。GPUモデルには実際には名前が表示されず、「NVIDIA Graphics Device」とだけ表示されています。

Core Ultra 7 255HXのスペック

このページではGPUの仕様は明らかにされていませんが、Core Ultra 7 255HXの仕様は確認できました。

  • コア数: 20コア (8つのパフォーマンスコアと12の効率コア)
  • ベースクロック: 2.50 GHz
  • 予想ブーストクロック: Pコアで最大5.2 GHz、Eコアで最大4.5 GHz

ベースクロックとコア構成を除き、L3キャッシュメモリやiGPUの情報は確認できませんでした。

その他のArrow Lake-HXシリーズの情報

Core Ultra 7 255HXは、1.9GHzクロックのXe-LPGベースのiGPUに64EUを搭載するとされています。このラインナップには、より高速なクロック速度を誇る「265HX」というCore Ultra 7シリーズチップがもう一つ存在します。さらに上位には、24コア構成で最大5.5GHzのCore Ultra 9 275HXと285HXが存在します。エントリーレベルには、14コアで最大5.1GHzのクロック速度のCore Ultra 5 245HXと235HXの2つのSKUがあります。

 

ソース:https://wccftech.com/intel-core-ultra-7-255hx-spotted-on-geekbench/