AppleのエントリーレベルiPhone、通称iPhone SEの次期モデルを巡り、情報が錯綜しています。一部リーカーから今月後半の発売が示唆されたものの、著名アナリストがその噂を否定しました。
iPhone 16E、今月発売の可能性?
一部リーカーの情報によると、Appleは新型iPhone SE 4、または新たに「iPhone 16E」と呼ばれる可能性のあるモデルを、新型iPad 11と共に予想よりも早く発売する可能性があるとのことです。以前の記事でも触れたように、iPhone 16Eは最新のデザインを採用し、今年の春に発売されると予想されていました。
最近の噂では、あるリーカーがAppleはiPhone 16Eを今月下旬に、おそらくiOS 18.3のリリースと同時に発売すると主張しています。このリーカーは過去にもiOS関連の情報を提供しており、「V59」と「J481」というコードネームのデバイスがiOS 18.3とiPadOS 18.3と同時にリリースされると主張していました。これらのコードネームはそれぞれiPhone 16EとiPad 11を指しているとされています。
著名アナリストが噂を否定
しかし、この情報に対して、著名な業界アナリストであるマーク・ガーマン氏が異議を唱えています。ガーマン氏によると、Appleは今月下旬にiOS 18.3アップデートをリリースする予定ですが、廉価版iPhoneおよびiPadモデルは同時にリリースされないとのことです。
ガーマン氏は、この噂が広まってからわずか数分後に反応し、iPhone 16E、SE 4、iPad 11は「iOS 18.3トレインで開発中」ではあるものの、ハードウェアとソフトウェアが同時にリリースされるわけではないと述べました。
発売はiOS 18.4と同時期か
ガーマン氏は、AppleがiOS 18.4を一般向けにリリースする前の「4月までに」、新型iPhone 16EとiPad 11をリリースすると予想しています。ガーマン氏の情報はAppleの過去のスケジュールと一致する部分が多く、より信頼性が高いと考えられます。
Appleは通常、3月から4月にかけてSEラインナップをリリースしてきた経緯があります。今回の情報錯綜により、正確な発売時期は依然として不明瞭ですが、ガーマン氏の予想通りであれば、例年通りの時期に発売される可能性が高いと言えるでしょう。
iPhone 16E(またはiPhone SE 4)の予想スペック
最近の報道では、AppleがiPhone SE 4をiPhone 16Eにリブランドする計画があることが示唆されています。これは、同社の現在の主力モデルのネーミング規則に合わせるためと考えられます。
このデバイスは、Face IDとより大きな6.1インチOLEDディスプレイを備えたiPhone 14のような外観になると予想されています。内部的には、同社のA17 Proチップ、またはApple Intelligence用の8GB RAMと組み合わせたA18チップで駆動する可能性があります。
まとめ
iPhone 16E(またはiPhone SE 4)の発売時期については、リーク情報と著名アナリストの見解が異なり、情報が錯綜している状況です。現時点では、著名アナリストであるマーク・ガーマン氏の予想、つまり「4月までにiOS 18.4と同時期に発売」という情報が最も信頼性が高いと考えられます。今後の情報公開に注目しましょう。
ソース:https://wccftech.com/iphone-16e-launch-time-frame-leaked/