Intel Meteor Lake CPU は今年後半に発売される予定で、来月には「Intel On」として大規模な発表イベントが開催されます。イベントでは、Intel の最新チップの詳細が公開される予定ですが、イベントに先立ち、いくつかの情報がリークされました。
リーク情報によると、Intel の第 1 世代 Core Ultra CPU (開発コード名: Meteor Lake) は 5 GHz 以上のクロック速度を特徴とします。Core Ultra 7 CPU (以前の Core i7) は最大 5 GHz のクロック数に達し、ハイエンドの Core Ultra 9 CPU (以前の Core i9) は 5 GHz を超える速度に達します。これらが最終的なクロックなのか初期のサンプルなのかについては言及されていません。これまでにわかっていることに基づくと、Intel Meteor Lake CPU は 最大で6 個の P コアと 8 個の E コアのコア構成になります。
P コアは Redwood Cove コア アーキテクチャを使用し、E コアは Crestmont コア アーキテクチャを使用します。CPU は Intel 4 プロセス ノードで製造され、iGPU には TSMC の 5nm プロセス ノードを利用します。
現在、6 + 8 コアのコア構成のCore i9-13900H は、シングルコアで最大 5.4 GHz のクロック速度です。Intel 4 (7nm EUV) が 新しい設であることを考慮すると、5.10 ~ 5.20 GHz というクロック速度は仕方なく、将来的にはさらなる最適化が期待できます。
GPU に関しては、2.2 ~ 2.4 GHz のサンプルがさまざまなデータベースで確認されています。
以下がIntel Meteor Lake Mobility CPUに関するリーク情報のまとめです。
・トリプルハイブリッド CPU アーキテクチャ (P/E/LP-E コア)
・PコアはRedwood Cove
・EコアはCrestmont
・H/P シリーズ CPU の場合は最大 14 コア (6+8)、U シリーズ CPU の場合は最大 12 コア (4+8)
・CPU には Intel 4 プロセス ノード、tGPU には TSMCノードが使用される
・最大 128 EU のインテル「Xe-MTL」GPU
・最大 LPDDR5X-7467 および DDR5-5200 をサポート
・最大 96 GB DDR5 および 64 GB LPDDR5X の容量
・Atom コアによる AI 用の Intel VPU
・ディスクリート GPU 用の x8 Gen 5 レーン (H シリーズのみ)
・トリプル x4 M.2 Gen 4 SSD のサポート
・4 つの Thunderbolt 4 ポートのサポート