1/17発売のRTX 4070 SUPERスペックシートを修正、AD104 GPUにフル48MB L2キャッシュ搭載確認

NVIDIAは、まもなくリリースされるGeForce RTX 4070 SUPER GPUに、AD104チップ用のフル48MB L2キャッシュが搭載されていることを確認しました。

NVIDIAのGeForce RTX 4070 SUPERは、AD104 GPUにRTX 4070 Tiと同じ48MBのL2キャッシュを搭載

NVIDIAが先週GeForce RTX 4070 SUPERグラフィックスカードを発表した際、スペックシートにはRTX 4070に比べてAD104 GPUのコア数が20%アップグレードされたと示されていましたが、L2キャッシュは同じ36MBでリストされていました。NVIDIAは、36MBの数値が誤ってリストされていることを確認し、RTX 4070 Ti GPUと同じ48MBの正しいキャッシュ量で製品ページを更新しました。

より高いL2キャッシュを持つことは、GeForce RTX 4070 SUPERのようなGPUにとって非常に重要です。この製品は192ビットメモリバスインターフェースに付属しており、高走査率1080pおよび1440pゲーミングPCを対象としています。高解像度テクスチャや高解像度自体などの追加のディテールは、メモリサブシステム内でボトルネックを引き起こす可能性があり、RTX 4070 SUPERには最新のG6Xメモリが搭載されていますが、特定のシナリオではメモリに負荷がかかり、ゲームが遅くなる可能性があります。GPUの近くに大容量L2キャッシュがある場合は、すべてのGPCで高速に相互接続してデータを送受信できます。

したがって、NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER GPUに48MBのL2キャッシュを持つことは確かに非常に良い決定であり、Non-SUPERモデルに比べて良い改善になります。

GeForce RTX 4070 SUPER GPU 仕様: 20% 以上のコアにアップグレードされた AD104 GPU

NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERは、両方のバージョンが同じ7,168コアを備えたAD104-350またはAD103-175 GPU（PG141 SKU 335）構成でリリースされています。GPUには36MBのL2キャッシュが搭載されることが予想されます。このカードは、同じ192ビットバスインターフェイスに12GB GDDR6Xメモリを搭載します。RTX 4070 SUPERの場合、カードは従来の4070より20W高い220WのTBPを装備します。

このカードは、36個のシェーダTFLOP、82個のRT TFLOP、568個のAI TOPを提供しながら、AV1やH.264などの最新のNVエンコード技術をすべてサポートしています。これらすべてが統合され、RTX 4070 SUPERは4070 Tiの性能の95％以内です。

GeForce RTX 4070 SUPER GPU性能：RTX 3090より速く、平均4070 Tiより5％遅い

ゲームパフォーマンスの観点から、NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERはRTX 4070 Non-SUPERより約15％速いことが知られており、SUPERラインナップで最大の向上を示しています。また、このカードはフレーム生成のないRTX 3090よりも速いと明示されていますが、パフォーマンスはゲームによって異なります。NVIDIAはまた、このカードが799ドルで販売されているRTX 4070 Tiよりわずか5％遅いことを確認しました。これもRTX 4070 Ti SUPERに置き換えられました。

AIはNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERおよびRTX 40 SUPERシリーズ全体の主要な話題で、DLSS 3.5を介して最大2倍の高速性能、70%の高速画像生成、50%の高速ビデオ生成速度を提供し、Windowsで利用可能で継続更新されているTensor-RTおよびTensor-RT LLMスタックによるML最適化により、より高速な速度を提供します。

GeForce RTX 4070 SUPER GPU電力効率：圧倒的なワットあたりの性能

RTX 4070 SUPERのようなNVIDIA GeForce RT 40 SUPER GPUのもう一つの話題は、クラス最高のパフォーマンス効率です。GPUの定格電力は220Wですが、実際のゲーミング電力は平均約200Wで、RTX 4090の半分にも達せず、Radeon RX 7900シリーズの消費電力よりはるかに低くなります. さらに、7800 XTはこれよりもはるかに高い263W TBPと評価されています。動画再生電力も16Wで、アイドル電力は11Wですが、これはAMD RDNA 3 GPUがリリース時に修正するのに苦労した部分です。