ゲーミングデバイスは色々ありますが、モニター選びはゲームの没入感や満足度、
さらにはゲームの勝敗に直結する大切な要素です。
せっかく高いPCやグラフィックボードを買っても、その性能を引き出すためには
正しくモニターを選ぶ必要があります。
今回は私自身がゲーミングモニター選びで大切にしていることをまとめました。
①解像度 最低でもフルHDを選ぼう!
モニターの解像度とは、モニター画面に表示できる画像の細かさを表すものです。
解像度は、「横に並んだドット数×縦に並んだドット数」で表されます。
例えば、解像度が「1920×1080」と表示されている場合は、横に1920個、縦に1080個のドットからなる画像が表示されることになります。
解像度が高いほど、画像が細かく表示され、より鮮明に見えるようになります。
また、解像度が高いほど、画面に表示できる画像のサイズが大きくなります。
現在のゲームはフルHDがほしいところです。
フルHDあればFPSゲームなどでも細やかで、鮮明な描写が可能になるので、
ゲームの成績もアップするはずです。
なお、FPSや格闘ゲームのような動きが激しいゲームは4K以上になるとPCや
グラフィックボードの性能が十分にないと満足に動かないので要注意です。
②応答速度 ゲーミングならではの注意点!
応答速度とはモニター内の色が別の色に変化する速さです。
応答速度が低いと、色の変化が追いつかず残像が生じます。
通常のモニター選びでは気にしない点ですが、ゲーミングモニターにとっては
非常に重要です。
★理想は1ms以下、最低でも5ms以下の反応速度を選ぶ!
FPSなどの動きが激しいゲームでは1ms以下の反応速度が主流となりつつあります。
(※1msとはミリ秒、1msは1秒の1000分の1秒のこと)
ライバルに後れを取らないためにはできるだけ早い反応速度のモニターを選ぶことが
重要です。最低でも5ms以下のものを選ぶことをお勧めします。
③リフレッシュレート 240Hzが理想、144Hz以上を選ぼう!
リフレッシュレートとはモニターが1秒間に表示できる回数です。
リフレッシュレートが高くなるほど、動きの激しいゲームでも滑らかに表示されます。
逆に低いとかくついた動きになります。
FPSなどの激しいゲームは240Hz以上が理想です。
それ以外のゲームでも144Hzあると非常になめらかな映像が楽しめます。
なお、240Hz以上になると違いを実感できるかは個人差が出るようなので
実機で試してみることがおすすめです。
④パネルの種類 TNパネルがベスト
モニターには、TNパネル、IPSパネル、VAパネルの3種類のパネルが使われています。
TN:応答速度が速く、価格が安い反面、視野角が狭いなどのデメリットがあります。
⇒FPSやレースなどの動きが激しいゲームにおすすめ
IPS:視野角が広く、色再現性が高い反面、価格が高いなどのデメリットがあります。
⇒RPGなどのゲームにおすすめ
VA:視野角が広く、コントラスト比が高い反面、応答速度が遅いなどのデメリットがあります。
⇒RPGなどのゲームにおすすめ
⑤入力端子 古い製品や中古品は要注意
新品を購入する場合はあまり気にする必要はありませんが、PCとの接続する端子の
種類が同じことを確認しましょう!
HDMI端子、DisplayPort端子が主流で、やや古いものにはDVI端子だけのものもあります。
ハオさんが今買うなら?
予算が許すならハイスペックのものを買えばいいだけですが、限られた予算であれば
①フルHD、②反応速度1ms、③リフレッシュレート240Hz、④TNパネルのものから
選びます。
FPSや格闘ゲームなどの激しい動きのゲームをやらない場合は、
①4K、②反応速度1ms以上でもOK、③リフレッシュレート144Hz、④パネルは気にしない、以上から選びます。
皆さんのゲームライフがより充実したものになれば幸いです!