少なくとも 2 社のマザーボード メーカーが、Intel の次世代プロセッサに対応するための新しいファームウェアの展開を開始しました。このファームウェアのリリースは、噂されるIntel のRaptor Lake Refresh 10 月リリースと一致しています。
ASRock ( momomo_us経由) は昨日、 B760M PG Sonic WiFiマザーボードの新しいファームウェアをリリースしました。これには「次世代プロセッサのサポート」が明示されています。
また、ASUSは(HXL経由で) 「システムの安定性と次世代プロセッサの互換性を向上させる」ために、オーバークロックに特化したROG Maximus Z790 Apexマザーボード用の新しいファームウェアをリリースしました。
Raptor Lake Refreshではクロック速度の向上が見込まれます。しかし、クロック速度が高くなると、消費電力も高くなります。ファームウェアのアップデートだけで既存のマザーボードが十分に対応できるのかは実際にクロック数が発表されるのを待つ必要がありそうです。
また、現行のRaptor Lake では DDR5-8000 以上のメモリに対応できていませんが、Raptor Lake Refreshでは、高性能な統合メモリコントローラ(IMC)が搭載されている可能性があります。
Raptor Lake Refresh は、ファームウェアのアップデートにより、既存の 600 および 700 シリーズのマザーボードに新しいチップを搭載できるようになります。しかし、マザーボードのブランドがこの機会を利用して、より多くの機能を備えた刷新されたマザーボードをリリースする可能性は捨てきれません。Intel が今後のチップのクロック速度と消費電力をどの程度調整したかによって、消費者は冷却ソリューションをリサイクルできるかどうかが決まります。