AMDは内臓GPUを搭載していない、新しいRyzen 7000 CPUを発売する予定です。
AMD Ryzen 5 7500Fは、内臓GPUのない最初のAM5 CPUとなりそうです。Intelの内臓GPUなしのモデルと同様に、末尾に『F』がつくシリーズとなるようです。消費者としてはわかりやすくていいですね。Intelと同様にFシリーズは、Fなしモデルよりも低価格になると予想されます。
AMD Ryzen 5 7500Fモデルは、6コア 12スレッド、クロック速度 3.7GHzとされています。早期に情報を明らかにしたマザーボードメーカーによると、このCPUは、GPUがなく、ベースクロックがわずかに低いことを除いて、Ryzen5 7600 とほぼ同じ構成です。どちらのCPUもデフォルトのTDPは65Wです。
Geekbench6.1のリリースにより、これまでのベンチマーク結果と単純比較はできませんが、シングル2782点、マルチ13323点となっています。近いスペックのCPUとの比較は下記の図の通りです。
7500Fは7600Xと比較して、マルチスレッドでわずかに優れていますが、誤差の範囲内です。一方、7600Xは、シングルコアで3.7%パフォーマンスが高くなっています。
Ryzen 5 7500Fは、価格次第ではAMD AM5への乗り換えを計画している予算重視のゲーマーにとって魅力的なオプションとなると思います。AMDはまだこのプロセッサを正式に発表しておらず、一般発売されるのか、それともOEM専用の製品になるのかは不明です。
dz.com/newz/amd-6-core-ryzen-7-7500f-trades-places-with-7600x-in-first-geekbench-test