AMD は、ワークステーション用GPUの Radeon Pro W7600 の発売を準備しており、 この新しいGPUは、RDNA 3 GPU アーキテクチャに基づいた、新しいエントリーレベルのGPUで、Radeon Pro ラインナップがさらに増えることになります。
W7600はBenchleaksによって Geekbench データベース内で発見され、CPUは Intel Core i9-12900K でテストされています。AMD Radeon Pro W7600 GPU は ID「GFX1102」が割り振られており、Navi 33 チップを搭載していることが明らかになりました。
AMD Radeon Pro W7600 は、合計 32 個のコンピューティング ユニット (16 WGP) を備えた Navi 33 SKU に基づいています。これは、2048 コアと Radeon RX 7600 と同様の構成であることを意味します。1940 MHz のクロック速度で動作しており、これは約 16 TFLOP の演算能力であり、RX 7600 の方がクロック速度が高いため、RX 7600 よりわずかに低くなります。
メモリ構成も同じで、GDDR6 ベースの 8 GB VRAM 容量と 128 ビット バス インターフェイスを備えています。32 MB の Infinity Cacheも搭載されています 。消費電力は約 150 W になる可能性があり、電力は 8 ピン ×1コネクタを通じて供給されます。ベンチスコアに関しては、OpenCL と Vulkan のスコアがそれぞれ74,839と77,260であることがリークされました。
AMDはRadeon PRO W7600のリリース日を明らかにしていませんが、NVIDIAもプロ向けのRTX ADAラインナップをリリースする準備をしていることを考慮すると、2023年第4四半期までにリリースされることが予想されます。
AMD Radeon PRO W7600 は、Radeon Pro W7900などよりも低価格帯になります。ただし、詳細はまだ明らかになっていないため、近いうちにさらなる情報が明らかになることが期待されます。