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(7/28更新)Intel CPUの卸値価格の値上げをドイツの小売業者へ通知 今後全世界的に値上げ波及!?

【7/28追記】

7/27、IntelはCoreシリーズに関する値上げのニュースを否定し、現時点での値上げの計画はないと発表しました。

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ドイツメディア PCGamesHardware が、Intel じゃ来週か 2 週間以内に CPU の値上げを発表するだろうと報道しました。

 

これに関して、ドイツの卸売業者 2 社と一部の小売業者は、インテルから値上げに関する通知書を受領したことを認めました。価格引き上げにはドイツだけなのか、それとも全世界的に波及するのか気になるところです。

 

報道によると、Intel は卸売業者に宛てた上記の通知書で、Alder Lake、Raptor Lake、Raptor Lake を含む、現在販売中または生産中のすべての CPUの価格が値上げされると述べたとされています。

 

インテルは今月初め、NUC事業への直接投資を停止し、戦略を変更すると発表しており、ASUSとともに引き続きNUCのイノベーションと成長を推進するとしている。関係者によると、Intelは現在非常に厳格な事業統合を進めており、GPU事業も物議を醸してしているという。Arcシリーズの行く末が心配ですね💦

 

インテル IDM 2.0 戦略によれば、同社はドイツのマクデブルクを含む米国とヨーロッパに複数の向上建設するために数千億ドルを投資する予定で、当初は 170 億ユーロの投資を計画していましたが、その後 300 億ユーロに急増しました (ドイツ政府が 100 億ユーロを補助し、200 億ユーロはIntelの自らの投資)。

 

したがって、インテルがドイツに工場を建設するには多額の資金が必要なため、今回の値上げは地域的な措置、あるいはドイツに限定された措置ではないかとの見方もあります。

 

個人的に、ドイツに工場を作ってあげるから製品を値上するぜ、というのはさすがにない気がしますので、やはり今後全世界的に値上げするのではないかと思います。

 

しかし、AMDがAM5ではハイスペック、AM4では低価格の二つの路線をとっており、安易な値上げはAMDの(特にAM4の)CPUにシェアを取られるのではないでしょうか?

 

消費者としては、両者に競争してもらっていい製品が合理的な価格で買えるようにしてもらいたいものです。