Windows 10 デバイスは Wi-Fi 7 を使用できず、最新の Windows 11、Linux、および ChromeOS オペレーティング システムでサポートされます。
Intel が公開した情報( chi11eddog経由) では、今年後半に導入される次世代 Wi-Fi 7 について言及しており、さまざまなネットワーク コントローラーやディスクリート ソリューションが登場する予定ですが、インテルは、Gale Peak 2「BE200」ディスクリート ソリューションで Wi-Fi 7 を提供する予定です。このソリューションには Killer 1750X コントローラーも搭載されており、Bluetooth 5.4 機能も提供されます。
A document reveals Windows 10 doesn’t support Wi-Fi 7, due to lack of Windows 10 driver certified by Microsoft.
— chi11eddog (@g01d3nm4ng0) 2023年8月23日
Qualcomm and MediaTek Wi-Fi 7 don’t support Windows 10 either. Microsoft limits Wi-Fi 7 to Windows 11 only? 🧐🧐🧐
GaP2/MtP2: Intel Wi-Fi 7 BE200/BE202 pic.twitter.com/m5tIJoOI4O
この文書では、Wi-FI 7 GaP2 および MtP2 の情報が明らかにされており、前者は最大 5 Gbps (320M/MSC13) の TCP TPT レートを提供し、後者は最大 3 Gbps (160M/MSC 13) の TCP TT レートを提供します。Wi-Fi 7 は改良されたプロセス技術に基づいており、有効電力がはるかに低い設計となっています。しかし、最も重要な点はオペレーティング システムの互換性です。
上で述べたように、Windows 11 と Linux/Chrome OS の最新更新バージョンのみがサポート対象だと明記されています。これは、Windows 10 ユーザーは、オペレーティング システムをアップグレードしない限り Wi-Fi 7 を利用できないことを意味します。これは、Windows 10 を実行しているユーザーの大部分が最新のワイヤレス接続機能を利用できないことを意味します。
日本ではWi-Fi 7 は2024年に利用できるようになる見込みですが、それまでにWindowsのアップデートも検討する必要がありそうです。