ハオのガジェット工房

※当サイトでは一部アフィリエイト広告を利用しています。自作PC、スマホを中心とした最新情報をお届けします。

サムスン、NANDの四半期ごとの20%値上げ発表 SSDは今が買い時か!?

Sorce : trendforce.com

 SSD の購入を先延ばしにしていた場合、特に Samsung 製のモデルに注目している場合は、年末までに購入することを検討したほうがよいかもしれません。

Samsung Electronics は、2024 年の第 2 四半期まで NAND フラッシュ メモリの価格を四半期ごとに 20% 値上げするという。この価格高騰は業界の予想を上回っています。

半導体業界では、サムスンは当初、今四半期にNANDウェーハの価格を10%から20%値上げしたと報じられました。今回同社は、来年の第1四半期と第2四半期に段階的に価格を20%引き上げすることを決定しました。この決定は、来年上半期に市場の方向を反転させることを目的として、NANDウェーハの価格を安定させるというサムスンの決意を反映しています。

TrendForceの10月の調査によると、NANDウェーハ価格が8月以降上昇を主導し、サプライヤーが交渉でより強固な姿勢をとっていることから、第4四半期のエンタープライズSSD契約価格は約5~10%上昇すると予測されています。一方、主流プロセスの生産量が減少し、ハイエンドクライアント SSD のサプライヤーが減少したことで、その結果、ハイエンド製品とローエンド製品の両方が同時に増加すると予想され、2023年第4四半期のPCクライアントSSDの契約価格は8~13%上昇すると予想されています。

また、TrendForce は、モバイル DRAM の第 4 四半期の契約価格が四半期ごとに 13 ~ 18% 上昇する見通しであると報告しています。しかし、それだけではなくeMMC と UFS の契約価格は同四半期に約 10 ~ 15% 上昇すると予想されています。今四半期はモバイル DRAM が主役となる予定だが、モバイル DRAM は従来、同等の DRAM に比べて利益率が劣っており、今回の値上げで主導権を握ることになります。

TrendForce は、メモリ価格は 24 年第 1 四半期も上昇傾向が続くと予想しています。増加率は、サプライヤーが保守的な生産戦略を維持するかどうか、そして市場を強化するのに十分な消費者の需要があるかどうかによって決まります。