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15% 高速な CPU、50% 強力な GPU、AI 機能を備えた Snapdragon 7 Gen 3 が登場

Qualcommはついに Snapdragon 7 Gen 3 の正式に発表しました。これは、現行製品に比べて多くの改善をもたらしています。まず、プロセッサはTSMCの4nmプロセスで製造されており、1 + 3 + 4 CPU構成を備えています。Kryo CPU は 2.63 GHz で動作する主要なコアを提供し、2.4 GHz で動作する 3 つのパフォーマンス コアと、1.8 GGHz で動作する 4 つの効率コアも搭載しています。

 

パフォーマンスに関しては、Qualcommは、昨年のチップセットと比較して、CPU で 15%、GPU で 50% のパフォーマンス向上が得られると主張しています。Snapdragon 7 Gen 3 では 20% の省電力化もありますが、これらは Qualcomm が実施したテストに基づいているため、実際のパフォーマンスは異なる場合があります。

 

Snapdragon 7 Gen 3 の内部には、Hexagon NPU も搭載されています。これにより、前世代と比較して AI パフォーマンスが 60% 高速化され、OpenGL ES 3.2、OpenCL 2.0 FP、および Vulkan 1.3 API をサポートする Adreno GPU も搭載されています。

 

Snapdragon 7 Gen 3 のもう 1 つの優れた点は、60Hz で動作する最大 4K 解像度もサポートしていることです。ただし、FHD+ 解像度は 168Hz まで高くなります。このチップセットには Qualcomm Spectra ISP も搭載されており、60 Hz での 4K HDR ビデオ録画を備えた最大 200 メガピクセルのカメラ システムが可能です。

 

接続を処理するのは、ミリ波帯域とサブ 6 GHz 帯域の両方で 5 Gbps のダウンロード速度を実現する Snapdragon X63 5G モデム RF システムです。このチップセットは、Wi-Fi 6E と Bluetooth 5.3 も提供し、ワイヤレス接続を向上させます。

 

Qualcomm は、Snapdragon 7 Gen 3 デバイスが今月後半に発売されると発表しています。

 

https://wccftech.com/qualcomm-launches-the-snapdragon-7-gen-3/