OnePlus Ace 2 Proが8月16日に正式にリリースされました。
この新しいスマートフォンはSnapdragon 8 gen 2、24GBメモリ搭載で性能面では、現状Android携帯電話の中で間違いなく最高性能の一台となります。
OnePlus Chinaの李傑社長は記者会見で、2023年上半期のOnePlusの販売量は前年同期比335%増加し、スマホ業界で最も急成長しているブランドになったと述べました。
OnePlus Ace 2 Proのカラーは、メタリックオーロラグリーンとチタニウムグレーの2色で、新世代の拡散反射テクスチャーにより、スポーツカーのような質感が鮮やかに感じられると述べています。
発表された内容を簡単にまとめてみました。
基本性能
パフォーマンスでは、Snapdragon 8 gen 2 強化版を搭載しています。
メモリ・ストレージは・12GB+256GB、・16GB+512GB、・24GB+1TBの3モデル。
メモリにはLPDDR5X、ストレージはUFS4規格です。
公式発表によると、OnePlus Ace 2 Pro のAnTuTu ベンチマークスコアは1,733,703点です。
また、気になる性能としてはOnePlus Ace 2 Pro は、アプリケーションの事前読み取り機能をサポートし、アプリの起動速度を向上させ、ゲームアプリの起動速度が平均3倍以上、最大で10倍に向上するようです。起動のストレスが少なくなるのは魅力的ですね。
冷却性能
冷却性能に関しては、スマートフォンとしては世界初となる航空宇宙技術を応用した冷却構造を採用しています。「Tiangong冷却システム」と名付けられた冷却システムでは、VC(ペーパーチャンバー)に新世代ダイヤモンド熱伝導ゲル、新世代超電導サーマルグラファイト、 9140mm²の超大型VCを搭載し、熱伝導率は従来のVCの4倍になると発表しています。
ゲーム性能
ゲーム性能に関しては、フレームレート安定化エンジンのサポートにより、ほぼフル フレームのゲームを実現でき、スーパー フレーム ・スーパー ピクチャー エンジンによりゲーム フレーム レートを 120 フレームに高めることができるとしています。
スーパー フレームおよびスーパー ピクチャ エンジンは、ほぼすべてのゲームで 1.5K 超解像度を実現し、主流のゲームでは高フレームレートと超解像度を実現し、業界初のゲーム HDR 効果であるスーパー HDR2.0 をサポートします。
また、レインタッチ機能もサポートしており、濡れた手でのタッチ体験が大幅に向上し、Nande Precision Touch の S レベル認証に合格しています。OnePlusによると、OnePlus Ace 2 ProはPeace Elite 90フレーム+高精細画質を初めてサポートしています。
バッテリー・充電
バッテリーは、5000mAhバッテリーが内蔵、150W高速充電に対応しており、17分で100%の充電が可能です。
ディスプレイ
ディスプレイには6.74 インチ 2772×1240 OLED 双曲面スクリーンを搭載。 BOE Q9+ 発光素材、独自開発の Lingxi タッチ テクノロジー、アップグレードされたレイン タッチ テクノロジーを使用しており、最大輝度は 1600nit、120Hz リフレッシュ レート、最大 720Hz タッチ サンプリング レート、2160Hz 高周波 PWM 調光、10 ビット色深度をサポートしており、HDR 10+ 認証とテュフ ラインランド認証に合格しています。
カメラ性能
・フロントカメラ :16MP(Samsung S5K3P9)
・リアカメラ :メイン50MP (Sony IMX890、OIS、1/1.56 インチ) +8MP 超広角 (Sony IMX355)+ 2MP マクロ (OmniVision)
カメラ性能に関しては、可もなく不可もなくというところだと思います。少なくともカメラを目当てに買う機種ではないと思います。
価格(中国発売価格)
・12+256GB 2999元(約6万円)
・16+512GB 3399元(約6万8千円)
・24GB+1TB 3999元(約8万円)
日本発売は?
残念ながら日本発売の情報は今のところありません(2023年8月16日現在)。
まとめ
性能、価格は文句なし。高い処理性能と冷却性能でゲーミングスマホと言っていいと思います。ただし、カメラ性能に重点を置く人が選ぶ機種ではなさそうです。残念ながら、日本発売の可能性は低そうですが、有力なメーカーが競争してくれれば、スマホ業過が全体的に底上げされ、日本でもコスパもよいものが出てくるはずなので大いに期待したいところです。