AMDが、Zen 3アーキテクチャをベースにした最新のAM4 CPU、Ryzen 9 5900XTとRyzen 7 5800XTを正式に発表しました。それぞれ349ドル、249ドルという価格で、性能とコスパを両立させた魅力的な製品です。
AM4プラットフォームの長期サポートが続く
AM4プラットフォームは、2016年から長きにわたりAMDの主力プラットフォームとして活躍してきました。今回のRyzen 5000XTシリーズの追加により、その寿命はさらに延びそうです。
Ryzen 9 5900XTとRyzen 7 5800XTのスペック
- Ryzen 9 5900XT: 16コア32スレッド、最大4.8GHz、72MBキャッシュ
- Ryzen 7 5800XT: 8コア16スレッド、最大4.8GHz、36MBキャッシュ
両モデルとも、高クロックと大容量キャッシュにより、高い処理性能を実現しています。また、Wraith Prismクーラーが付属するのも嬉しいポイントです。
なぜ今、Ryzen 5000XTシリーズなのか?
- AM4プラットフォームのユーザーへの配慮: 既にAM4マザーボードを持っているユーザーにとっては、手軽にCPUをアップグレードできる魅力的な選択肢となります。
- コストパフォーマンスの高さ: 高性能なCPUでありながら、比較的リーズナブルな価格設定となっています。
- AM5プラットフォームへの移行期: AMDは既にAM5プラットフォームの長期供給計画を発表していますが、AM4プラットフォームもまだまだ現役です。
まとめ
Ryzen 5000XTシリーズの登場は、AM4プラットフォームのユーザーにとって朗報と言えるでしょう。高性能なCPUを手に入れたいけど、新しいプラットフォームへの移行は避けたいという方には、最適な選択肢となるはずです。
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