Intelの最新CPU、Core Ultra 5 228V「Lunar Lake」がGeekbenchに登場し、その性能が明らかになりました。今回は、このエントリーモデルの性能を、ベンチマークスコアや仕様、動作時のクロック速度など、多角的に深掘りしていきます。
MSI Prestige 13 AI+ EVOでテスト!
今回のテストに使用されたのは、MSIのPrestige 13 AI+ EVO A2VMTGです。MSIは、このCore Ultra 5 228Vを搭載した新たなノートパソコンを数多くリリースする予定で、そのポテンシャルの高さが期待されます。
Geekbenchスコアから見る性能
Core Ultra 5 228Vは、シングルコアで2585点、マルチコアで10053点を記録しました。ベース周波数は2.10GHz、最大周波数は4.025GHzですが、テスト時には最大4485MHzまでブーストしたとのこと。
- シングルコア: フラッグシップモデルには及ばないものの、十分なスコアを記録。
- マルチコア: ハイエンドモデルとほぼ同等のスコアで、マルチタスク性能の高さが伺えます。
Core Ultra 5 228Vのスペック
- コア数: 8コア8スレッド
- TDP: 17W-30W
- GPU: Arc 130V iGPU (7つのXe2コア)
- メモリ: 32GB LPDDR5X
Core Ultraシリーズの性能比較
Core Ultraシリーズは、マルチコア性能ではモデル間の差が小さく、コア数とスレッド数の影響が大きいことがわかります。一方、シングルコア性能では、フラッグシップモデルとの差が顕著です。
まとめ:Core Ultra 5 228Vは魅力的なエントリーモデル
Core Ultra 5 228Vは、エントリーモデルながら十分な性能を発揮し、特にマルチタスク性能は非常に高いです。薄型軽量なノートパソコンに最適なCPUと言えるでしょう。
Intel Lunar Lakeの今後の展開
Intel Lunar Lakeは、9月3日に正式リリース予定です。薄型軽量なノートパソコンや、ミニPCなど、様々なデバイスに搭載されることが期待されます。
最後に
今回のレビューでは、Core Ultra 5 228Vの性能をGeekbenchスコアを中心に解説しました。より詳細な性能評価については、今後のレビュー記事にご期待ください。
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ソース:https://wccftech.com/intel-core-ultra-5-228v-lunar-lake-spotted-geekbench-benchmark/