Intelが、AIによる画像生成技術「XeSS」の最新版である「XeSS2」を正式リリースしました。XeSS2は、フレーム生成機能の追加や低遅延モードの実現など、大幅な進化を遂げています。
XeSS2の主な特徴
- フレーム生成: AIが次のフレームを予測することで、フレームレートを大幅に向上させます。Intelのベンチマークによると、最大3.9倍の性能向上を実現できるケースもあるとのことです。
- 低遅延モード: XeLLと呼ばれる低遅延モードを搭載。入力に対する反応速度を向上させ、よりスムーズなゲームプレイを実現します。
- 150以上のゲームに対応: DirectX 11やVulkan APIに対応し、幅広いゲームでXeSSを利用できます。
Battlemage GPUとの連携
XeSS2は、新たに発表されたBattlemage Arc B580/B570 GPUとの連携によって、その性能を最大限に引き出すことができます。Battlemage GPUに搭載されたXMXエンジンは、XeSS2の処理を加速し、高画質かつ滑らかなゲームプレイを実現します。
XeSS2対応ゲーム
XeSS2に対応するゲームとしては、以下のタイトルが発表されています。
- Assassin's Creed: Shadows
- Harry Potter Quidditch: Champions
- Robocop: Rogue City
- Like A Dragon: Pirate Yakuza in Hawaii
- Dying Light 2: Stay Human
- F1 24
- Ascendant
- Marvel Rivals
- Killing Floor III
- Citadels
まとめ
XeSS2の登場により、IntelのGPUは、NVIDIAのDLSSやAMDのFSRと肩を並べる存在となりました。フレームレートの向上や低遅延化など、ゲーマーにとって嬉しい機能が満載のXeSS2は、今後のゲーミング業界に大きな影響を与えることが期待されます。
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