Ryzen 7040 シリーズの最初のAPUとなる AMD Phoenix 2 は、標準の Phoenix チップ
よりも 23% 小さいダイ サイズのようだ。
AMD Phoenix 2はAMDの時期モバイルデバイス用のAPUとして開発されているAPUです。(APU:CPUとGPUが統合されているチップ)
Twitter で@xinoassasinと @BusAlexeyが公開した画像によると、AMD Phoenix 2 APUは、
Zen4コアとZen 4Cコアの両方を備えたデュアルコアの構成のようです。
今回の情報によると、Zen 4C コアは Zen 4 のダウングレードバージョンで、ダウン
クロックされており、APU を 8 つの高クロック コアから 2 つの高クロック コアと
4 つの低クロック コアに分ける構成のようです。
Intelが第12世代から高パフォーマンスのPコアと、高効率のEコアのハイブリッド戦略を
取ったことに対抗するものだと思われます。
ただし、AMD と Intel の方法の主な違いは、コア設計へのアプローチです。
Intel は Golden/Raptor Cove + Gracemont の 2 つのコア設計を利用しましたが、
AMD は同じ Zen 4 アーキテクチャを使用し構成は異なります。
Zen 4 コアと Zen 4C コアはほとんど同じ設計ですが、後者は密度が最適化されて
おり、キャッシュが少ないのが特徴です。
Bergamo EPYC チップで見られるように、将来のバリアントではより多くのコア数が
採用される可能性があります。
(Sorce)