Appleが自社開発のCPUであるMシリーズを採用し、Intel社製CPUを打ち切ってから約2年がたちました。Appleは間もなく、Mシリーズ3世代目となるM3搭載機器を発表する見込みですが、Intel CPU搭載Macのユーザーの関心は、いつまでアップデートが受けられるかではないでしょうか?その点について、Macworldで興味深いレポートがありましたのでご紹介します。
(参考)
Your Intel Mac probably won't get macOS updates for much longer | Macworld
Apple製品の過去のアップデートサポート期間
レポートによると過去のApple製品の過去のサポート実績は以下の通りです。
・OSアップデート 平均6.6年間
・セキュリティアップデート OSアップデート終了後2年間
さらに、このサポート期間は徐々に短くなっているようです。実際にmacOS Sonoma の互換性リストは、わずか 5 年前の Intel ベースのマシンである 2018 MacBook Pro、MacBook Air、および Mac mini では打ち切られています。
Intel Macのサポート期間は最長7年?2027年まで?
これまでの実績を考慮すると、Intel Macのアップデート期間は2020年製品で
OSアップデート 2025年まで
セキュリティアップデート 2027年まで
ではないかと予想されています。最短では上記より2年程度短くなる可能性もあります。
アップデート終了=使用できない、ではない!
Apple が Mac のサポートを終了しても、その Mac が使用できなくなるわけではないことに注意してください。これが意味するのは、Mac では最新バージョンの macOS をインストールできないため、新機能を利用できないということです。ただし、セキュリティ アップデートが停止された後は、セキュリティ面で脆弱になる可能性があります。また、セキュリティアップデート終了後のMac を Apple Store に持ち込んでも、サポートを受けられない可能性があります。