マザーボードメーカーからの最新の BIOS アップデートの発表により、AMD Ryzen 8000シリーズ製品のリリース時期が明らかになりました。
Gigabyte は最近の公式 Web サイトのニュースで、X670、B650、および A620 マザーボード上の AM5 次世代 APU をサポートする最新の AGESA 1.1.0.0 ベータ BIOS をリリースしたと発表しました。その中で、次期 AM5 次世代 APU は、2024 年 1 月下旬にリリースされる予定だと明らかにしました。
Ryzen 8000は、デスクトップ市場をターゲットとするAMDの次期Zen 4 Ryzen APUです。以前のニュースによると、これらのチップは、AMD の最新の RDNA3 GPU アーキテクチャに基づいた、より強力な統合グラフィックス プロセッサを使用する予定です。
報道によると、AMDは、（少なくとも現時点では）ミッドレンジおよびエントリーレベルのデスクトップ市場をターゲットとした4つの新しいSKUをリリースする予定です。これには、8コア Ryzen 7 8700G、6コア Ryzen 5 8600G、6コア Ryzen 5 8500G、4コアRyzen 3 8300Gが含まれます。
最後の 2 つのモデルは、Zen 4 コアと小型の Zen 4c コアを組み合わせたハイブリッド コア レイアウトを備えています。8500G には 2 つの Zen 4 コアと 4 つの Zen 4c コアが付属しますが、8300G には 1 つの Zen 4 コアと 3 つの Zen 4c コアのみが付属します。
グラフィックスの面では、これらの新しいチップには AMD の最新世代 Radeon 700M シリーズ統合グラフィックス ユニットが搭載されます。8700G には 12 CU のフラッグシップ Radeon 780M が搭載され、8600G には 8 CU の Radeon 760M が搭載され、最後の 2 つのチップには 4 CU の Radeon 740M が搭載されます。
なお、CES 2024は2024年1月9日に開幕し、この期間中にIntel、AMD、NVIDIAをはじめ各ハードウェアメーカーが新製品をリリースすることが予想されます。
