AMDの次期Ryzen 7 8700G「Hawk Point」デスクトップAPUの最新ベンチマークがGeekbenchデータベース内でリークされました。
このAPUは、8コア16スレッドのZen 4 CPUコアと、12コアのRDNA 3 iGPUを組み合わせています。ベースクロックは4.2GHz、ブーストクロックは5.1GHzです。
Geekbench 5のOpenCLとVulkanのパフォーマンスベンチマークでは、Ryzen 7 8700Gは、Radeon 760M iGPUを搭載したRyzen 5 8600Gと比較して、Vulkanで15%、OpenCLで18%のパフォーマンス向上を記録しました。
ただし、Ryzen 7 8700Gは、Ryzen 5 8600Gよりもコア数が多いにもかかわらず、パフォーマンス向上がそれほど大きくない点は注目に値します。これは、Ryzen 5 8600Gがより高速なDDR5-6000メモリを実行していたことも一因と考えられます。
AMDによると、Radeon iGPUは、PL(電力制限)内で達成できる最大値のパフォーマンスを発揮しているとのことです。今後、オーバークロックテストなど、さらなる結果が期待されます。
なお、IntelのMeteor Lake iGPUは、Ryzen 7 8700Gよりもさらに高いパフォーマンスを発揮すると予想されています。Meteor Lake iGPUは、よりプレミアムなメモリ構成(LPDDR5x)も活用しています。
Sorce:
https://wccftech.com/amd-ryzen-7-8700g-hawk-point-apu-leak-8-zen-4-cores-radeon-780m-igpu-2-9-ghz/