PCI-SIG *は、まったく新しい CopprLink ケーブル設計を利用した次世代 PCIe Gen 5.0 および Gen 6.0 規格の開発を発表しました。
（*PCI-SIG ：PCIの規格を管理する業界団体でNVIDIA、AMD、IBMなどの企業が会員）
PCI-SIGは新しいCopprLinkケーブルの仕様や設計変更について詳しくは述べていないが、命名スキームについては確認している。CopprLink ケーブルは、PCIe Gen 5.0 および Gen 6.0 ハードウェアに基づいた内部ソリューションと外部ソリューションの両方で提供されます。PCI-SIG によると、外部ケーブルと内部ケーブルの仕様は現在開発中で、年内のリリースを目指しているとのこと。以下はプレスリリース全文です。
PCI-SI が SC23 で HPC のインターコネクトの選択肢として PCIe テクノロジーを強調
メンバーが PCIe テクノロジーのデモを披露し、新しい PCI Express ケーブルの命名スキームを発表
PCI-SIG は、PCIe 内部ケーブルと外部ケーブルの新しい命名スキームが CopprLink になると発表しました。PCIe 5.0 および PCIe 6.0 の内部および外部ケーブル仕様は現在開発中で、2024 年のリリースを目指しています。
SC23 で PCIe テクノロジーのデモを見る
日時: 2023年11月13日月曜日 – 11月16日木曜日
場所: SC23 – コロラド州デンバー、コロラド コンベンション センター • PCI-SIG ブース #1401
WHO: オープン業界標準として PCI 仕様を所有および管理するコンソーシアムである PCI-SIG のメンバーは、SC23 のブース #1401 で PCI Express (PCIe) テクノロジーのデモンストレーションを展示します。
内容: PCI-SIG は、SC23 参加者をブース #1401 に訪問し、デモを見て PCIe テクノロジー エコシステムについて詳しく学ぶよう招待しています。このデモンストレーションでは、ハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) アプリケーションに最適な高速 I/O インターコネクトとしての PCIe テクノロジの役割を強調します。参加企業には、Astera Labs、Dolphin Interconnect Solutions、Synopsys、Tektronix が含まれます。
このデモンストレーションでは HPC アプリケーションに焦点を当てているため、CopprLink は、次世代プラットフォーム上のさまざまなデバイスに最適な転送帯域幅を提供するために、電源ケーブルではなくインターフェイス ケーブルに注目する可能性が高いインターフェイスをターゲットにする必要があります。PCIe 6.0 プラットフォームでは、転送速度が 32 GT/s (Gen 5.0) から 64 GT/s (Gen 6.0) へと 2 倍になります。新しい規格は、x16 レーン リンク全体で最大 256 GB/秒の帯域幅を提供することも期待されています。
いずれにせよ、CopprLink が電源インターフェイス ケーブルに関連している場合、同社は現在の 12VHPWR Gen 5.0 標準の設計時に発生した問題のいくつかを修正しようとするでしょう。12V-2x6 標準のリリースに伴い、設計は徐々に最適化されましたが、特に将来の PCIe Gen 6.0 ハードウェアを考慮すると、まだ改善の余地があるようです。CopprLink PCIe Gen 5.0 および Gen 6.0 ケーブルの詳細については、今後数か月以内に発表される予定です。
https://wccftech.com/pci-sig-confirms-pcie-gen-5-0-gen-6-0-use-new-copprlink-cables/
