Intelの次世代デスクトップCPU、Core Ultra 9 285Kのパフォーマンスが、ASUSのハイエンドオーバークロックマザーボードROG Maximus Z890 APEXとの組み合わせで明らかになりました。このベンチマーク結果が示すのは、Core Ultra 9 285Kが、AMDの強力なライバルRyzen 9 9950Xを大きく上回る性能を持っているということです。
Core Ultra 9 285Kの性能
Core Ultra 9 285Kは、8つのPコアと16つのEコアを搭載し、合計24コア24スレッドという強力な構成です。ベースクロックは3.7GHz、ブーストクロックは5.7GHzと非常に高く、最大5.4GHzの全コアブーストも可能です。
ASUS ROG Maximus Z890 APEXとの組み合わせ
今回のベンチマークで使用されたASUS ROG Maximus Z890 APEXは、Core Ultra 9 285Kの性能を最大限に引き出すために設計された高性能マザーボードです。DDR5-7200メモリに対応し、オーバークロックポテンシャルも非常に高いです。
ベンチマーク結果
Geekbench 6でのベンチマーク結果は以下の通りです。
- シングルコア: Core Ultra 9 285Kは、Ryzen 9 9950Xを2%上回るスコアを獲得しました。
- マルチコア: Core Ultra 9 285Kは、Ryzen 9 9950Xを14%上回るスコアを獲得しました。
この結果から、Core Ultra 9 285Kは、シングルコア性能だけでなく、マルチコア性能においても非常に高いパフォーマンスを発揮することがわかります。
今後の展望
Core Ultra 9 285Kは、10月に正式に発売される予定です。今回のベンチマーク結果は、Core Ultra 9 285Kが、高性能デスクトップPCを求めるユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となることを示唆しています。
まとめ
IntelのCore Ultra 9 285Kは、ASUS ROG Maximus Z890 APEXとの組み合わせで、非常に高いパフォーマンスを発揮することが明らかになりました。特にマルチコア性能は、AMDのRyzen 9 9950Xを大きく上回っており、クリエイティブな作業や高負荷なタスクをこなすユーザーにとって強力なツールとなるでしょう。
