Google の最新の スマートフォンであるPixel7aはPixel7や7Proと同じTensorチップを
搭載していることが最大の売りですが、内部の Tensor G2 プロセッサは若干異なるよう
です。
Tensor G2を搭載したPixel 7aは 前モデルのPixel 6a に搭載されていたTensor と
比較して、パフォーマンスが向上しモデムが大幅に向上しました。
しかし、Kamila Wojciechowska氏によるとPixel 7a に搭載されている Tensor G2 が
Pixel 7 および Pixel 7 Pro に搭載されているものとまったく同じではない可能性が
高いようです。
(Kamila Wojciechowska氏のツイート)
So what's this IPOP stuff about? It seems like Google made a version of Tensor G2 in a worse package, most likely to reduce cost.
— kamila 🏳️⚧️ 🌸 (@Za_Raczke) 2023年6月19日
The implications of this? According to Samsung [3], IPOP is thicker, larger and hotter than FOPLP. pic.twitter.com/tBar4uLhde
Pixel 7a はPixel 7 と Pixel 7 Pro のTensor G2 で使用されている FOLOP-PoP 技術の
かわりに「IPOP」という技術が使用されたTensor G2 の変更されたバージョンを
使用しているようです。
この変更されたバージョンは製造コストが低いようですが、若干サイズが大きく、
発熱も大きいようです。
ただし、通常に使用する範囲では違いを感じられるほど差は生じず、ほとんどの
ユーザーにとっては問題にならないはずだとも述べています。
Tensor G2 は現在、Pixel Tablet と Google Pixel Fold にも使用されていますが、
これらのデバイスがどちらのバージョンのチップなのかは現在不明です。
今後、Pixel 7aでチップの違いによる不具合が起きないことをしばらく
注視したほうが良いのかもしれませんね。