Appleは中国の州知識産権局のWebサイトで「 Electronic Devices with Rollable Displays 」というタイトルの特許を発表した。特許公報によると、特許出願公開番号はCN116434662A、出願日は今年1月10日、本日公開され、発明者はQ・A・S・Ruan氏とC・D・ジョーンズ氏。
要約では、この特許では電子機器が回転可能なディスプレイを備えていることが示されています。ディスプレイには次の2つが含まれています。
①表示パネル: 表示パネルには、画像を生成するピクセルの配列があります。
②透明保護層: 透明保護層はピクセルアレイと重なります。
上記②の「透明保護層」にはガラス層が含まれている可能性があり、これを「巻き取り可能な部分」で局所的に薄くして、巻き取りを可能にできるようです。さらに、ディスプレイを丸めたり曲げたりすると、ガラス層の外面に圧縮応力がかかり、ディスプレイへの損傷を防ぐ仕組みのようです。
Appleが巻き取り式のディスプレイを作成するかどうかはわかりませんが、同社はARグラスである、Vision Proの発売を来年に控えています。普段はバーチャル空間で作業をして、実際にディスプレイやキーボードが必要な時に、さっと丸められたディスプレイを引き出して使う、というような作業環境がやってくるのかもしれませんね。
また、丸めれるディスプレイの技術はAppleがまだ参入していない、折りたたみスマートフォンへの応用も十分に考えられます。iPhoneが折りたたみを通りこして、巻き取り式スマホになる日も来るのかもしれません。
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