AMDは低価格CPUのRyzen5 7500Fを全世界で正式に発売しました。販売価格は179ドル(日本価格未定)で6コア12スレッドで、内臓GPUなしモデルです。日本発売価格は7/22時点で未定ですが、2万円前後の低価格となることが予想されます。
AMD Ryzen 5 7500Fは、Zen 4 コア アーキテクチャに基づく 6 コア、12 スレッド、6 MB の L2 キャッシュ、および 32 MB の L3 キャッシュを備えています。CPU のクロックは 3.7 GHz ベース、5.0 GHz ブーストで、Ryzen 5 7600 よりも 100 MHz 遅く、TDPは65W です。海外発売版はCPU クーラーが付属されています。価格は 179 ドルで、これまでで最も安価な Ryzen 7000 AM5向けCPU になります。
すべての AMD Ryzen 7000 CPU は 2Radeon 710M iGPU を備えていますが、Ryzen 5 7500F にはこのiGPUが搭載されてません。AMD Ryzen 5 7500F の性能は Ryzen 5 7600 とほぼ同等のパフォーマンスを発揮し、Ryzen 5 7600X の最大 95% のパフォーマンスです。また、動作温度と消費電力が低く、低予算の自作PCに最適です。
QuasarZone のレビューによると(上図)のとおり、総消費電力が 70W 未満のゲームで Ryzen 5 7600 とほぼ同じパフォーマンスを発揮しています。AMD Ryzen 5 7500F は、179 ドルの価格で、同じく米国で 200 ドル前後で販売されている Intel Core i5-13400 および i5-13500 より高いパフォーマンス結果となっています。
コスパの良いRyzen が戻ってきましたね。日本発売も話題になりそうです。
https://wccftech.com/amd-ryzen-5-7500f-desktop-cpu-launches-globally-179-us-budget-6-core-chip/