Intelの次世代デスクトップ向けCPU、Arrow Lake-Sのダイレイアウトが明らかになりました。この新しいレイアウトでは、PコアとEコアの配置が大幅に変更されており、性能向上が期待されています。
Lion Cove PコアとSkymont Eコアの密集配置
従来のレイアウトとは異なり、Arrow Lake-SではPコアとEコアが密集して配置されています。これは、コア間の通信距離を短縮し、パフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
コアとキャッシュ
Arrow Lake-Sは、最大8個のLion Cove Pコアと16個のSkymont Eコアを搭載します。Pコアはそれぞれ3MBのL2キャッシュと3MBのL3キャッシュを備え、Eコアは4MBのL2キャッシュと3MBのL3キャッシュを共有します。これは、Raptor Lake-S CPUと比べて、L2キャッシュとL3キャッシュが大幅に増加しています。
その他の変更点
新しいダイレイアウトに加えて、Arrow Lake-Sには以下のような変更点もあります。
- 最大24コアと24スレッド
- ハイパースレッディング非対応
- ベースクロック3.6GHz
- DDR5-6400メモリサポート
- PCIe Gen 5.0サポート
発売時期
Arrow Lake-SデスクトップCPUは、2024年10月に発売予定だそうです。
まとめ
Intel Arrow Lake-Sは、新しいダイレイアウト、より大きなキャッシュ、その他の改善により、前世代のCPUよりも大幅な性能向上を実現する可能性を秘めたCPUです。デスクトップPCの新CPUを検討している方は、Arrow Lake-Sの発売を楽しみにしておきましょう。
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