AMDは近日中に12コアのRyzen AI 7 PROプロセッサを市場に投入する可能性が高いことが明らかになりました。この情報に基づくと、AMDはStrix Point商用CPUの発売を間近に控えていると推測されます。
情報源と詳細
この情報は、Xプラットフォーム情報源である@Olrak29氏によってリークされたもので、IT Houseが6月24日に報じています。
リークされた情報によると、AMDの出荷リストには5月中旬時点で複数の「AI PRO」ノートブック向けプロセッサが登場しており、これらはすべてStrix Point CPUをベースにしていることが示唆されています。
これらのプロセッサは、文書上ではそれぞれ「RYZEN 7 PRO AI7PRO」および「RYZEN 9 PRO AI9HXPRO」と表記されていますが、実際の製品名はこの限りではない可能性もあります。
12コアRyzen 7 PROの登場
IT Houseは、この文書の中でRyzen 7 商用プロセッサが12コア設計であることに注目しています。これは、従来の命名規則とは異なり、これまでに発売された2つのStrix Point消費者向けプロセッサとは一線を画すものです。
従来の「Ryzen 9」プロセッサは、10コア設計を採用しており、Ryzen 9 365プロセッサのように4+6コア構成となっています。
一方、今回リークされた12コアRyzen 7 PROは、従来の「Ryzen 9」よりも多くのコアを搭載しており、性能面でも上位に位置すると考えられます。
今後の展開
AMDは、モバイルデバイス向けのRyzen PRO 9000シリーズ商用プロセッサをまだリリースしていないものの、これらの製品も今後発売される予定です。
今回のリーク情報は、AMDがStrix Point商用CPUの投入を間近に控えていることを示唆しており、今後さらに情報が明らかになることが期待されます。
注記
- 上記の情報は現時点のリーク情報に基づいており、実際の製品名、仕様、発売時期などは異なる場合があります。
- 今後の情報公開に注目しましょう。