IntelはエントリークラスのCPUのブランドをNシリーズとして旧CeleronやPentium名から刷新し、これまでN90,N100が発売されています。さらにN50も発売が発表されていましたが、今回、GeekBenchにスコアが掲載されました。
Intel N50はEコアのみの2コアと2スレッドで、最高ターボクロック数は3.4GHz、6MBキャッシュ、6W TDP、コアディスプレイは16EUです。
現在、このプロセッサを搭載した機器は未発売です。
ベンチマークのスコアからマルチ性能はCoreシリーズと比較してもちろん低く、i3-N305の約4分の1。しかし、シングル性能は十分な能力があり、i3-N305やN100と比較して約10%以内の差しかない。マルチタスクには向かないものの、例えば簡易なサーバー用途などには向いていると言えます。
N50CPUは今後ミニPCなどへの搭載が予想されますが、事務用途などにはN90又はN100搭載機器を選択する方が無難でしょう。それでも、中古のノートPCなどの購入を検討されている場合は、N50搭載機器と比較検討する価値は十分あります。
現在N100搭載のミニPCの実売価格が2~3万円であることを考えると、N50搭載機器は1~2万円程度と予想します。
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