AMDが、次世代のデータセンター向けCPU「EPYC Turin」や、AIアクセラレータ「Instinct MI325X」などを10月に発表することを明らかにしました。また、人気のRyzenシリーズにも新たな動きがあり、AI機能を搭載した「Ryzen AI 300」シリーズの拡大や、次世代APUの発表も予定されています。
10月10日、AMDが発表する主な製品
- 第5世代EPYC「Turin」: Zen 5コアを採用し、高い性能とエネルギー効率を実現。128コアや192コアといった高性能モデルもラインナップされる予定です。
- Instinct MI325X: AI処理に特化したアクセラレータ。大規模なAIモデルの学習や推論を加速します。
- Ryzen AI PRO 300: Ryzen AI 300シリーズのPRO版。企業向けの機能強化が期待されます。
- Xilinx関連の発表: AI機能を活用した新しいセキュリティ機能やテクノロジーの発表も予定されています。
CES 2025では、新たなRyzen APUが登場
- Strix Halo: 最大16コアのCPUと40個のGPUコアを搭載したハイエンドAPU。クリエイターやゲーマー向けの高性能モデルです。
- Krackan Point: 8コアのCPUと8個のGPUコアを搭載したメインストリーム向けのAPU。薄型ノートPCなど、幅広いデバイスに搭載されることが期待されます。
AMDの今後の展望
AMDは、Zen 5コアを採用した新たな製品群によって、データセンター市場だけでなく、PC市場においてもその存在感をさらに高めていくことが期待されます。特に、AI機能を搭載した製品の拡充は、今後のテクノロジーの発展において重要な役割を果たすでしょう。
まとめ
AMDは、10月の発表会で、データセンターからPCまで、幅広い分野において新たな製品を発表する予定です。これらの製品は、AIの進化や高性能コンピューティングの需要に応えるものとして、業界に大きなインパクトを与えることが予想されます。
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